素晴らしい。
またひとつ、大好きな作品に出会えました。
映像の美しさ、長回しはもうタル・ベーラの真骨頂であり、今更私なぞが云々言うまでもないですね。
「ニーチェの馬」で父娘を演じた二人が、本作では全く別の関係性の役を演じています。
映像美もさることながら、個人的には、音楽の美しさに耳を奪われっぱなしでした。
「ニーチェの馬」と同じく、本作もヴィーグ・ミハーイという方の音楽なのですね。
ニーチェ〜同様こちらの作品も好みが分かれること必至な気がしますが、万人受けなんてサラサラ狙わず、我がポリシーを貫くタル・ベーラ監督が、そして彼の作品が、大好きです。