このレビューはネタバレを含みます
( -ω- )コミカル＆アクション＆バディ映画！
盛り上がり方はデクレッシェンド！
今、バッドボーイズ・フォーライフが映画館で上映されており、これが昔の続編であるということを知って大急ぎで鑑賞！
観てみて思ったのが、こういったノリは最っ高に好きなのでこれの続編は是非観たい！と最初は思ったものの、その盛り上がりが少しずつ冷えていき、続編は見に行くか迷うレベルになってしまった。
麻薬が警察から盗まれ、それを取り戻すためにマイクとマーカスは調査を進めるが、その途中で情報収集を手伝ってもらおうとしたマックスが殺されてしまった。そして、そのマックスの死を目撃してしまったジュリーを2人が組織から守るというのがこの話のあらすじです。
まず、一番最初のならず者に絡まれるシーンで、2人の掛け合いの面白さやちょっとしたアクションを観ることができ、この作品にはかなり期待できるなと考えていたのだが、そのノリはいいものの、ストーリーとして盛り上がる部分がなかったと感じた。そして、結構荒い部分も見える作品だったように思える。
特にジュリーの言動に気になる点が多かった。自分を助けに来た人間をなんの証拠もなく偽物だと決めつけて殴りかかったりと、自分を助けてくれる人に対する感謝の気持ちより助けて貰って当たり前という感じがして仕方がなかった。
コメディ映画で、マーカスを困らせる描写としてそういった部分を多くしたのかもしれないが、その部分では面白さよりも違和感を感じることの方が多かった。
そしてコメディの割合が多かったため、内容があまり入ってこなかったのも少し残念だった。警察としての仕事の部分にもより焦点を当てたストーリーであれば最後のシーンのアクションにも更に迫力が出たかもしれない。
今まで気になった点を上げてきたがもちろんいい部分も沢山ある。マイクとマーカスの掛け合いの下りはかなりテンポがよく、2人の会話のところは非常に安定感を感じ、本当の相棒感を強く感じ取ることが出来た。
そしてラストの麻薬組織との戦いについても、20年以上前の映画とは思えないくらい迫力があり、熱くなりました。
総合すると、コメディ映画と割り切って見れるのであればこの映画はかなり楽しめると思います。アクション映画と期待して見に行くと、コメディタッチが自分にあっていなかった場合あまり楽しめないかもしれないと感じました。
