らんらん

喜劇 大安旅行のらんらんのレビュー・感想・評価

喜劇 大安旅行(1968年製作の映画)
3.5
関西のナントカ鉄道の専務車掌とかいうフランキー堺が働いている職場は新婚夫婦が新婚旅行で利用することが多く、そのイチャイチャぶりにいつも当てられていた
本人もそろそろ結婚を!と意識しだし、行きつけのお弁当屋さんの看板娘(娘、、、?)新珠三千代を口説きたいがその母親笠置シズ子がお邪魔虫
おまけに機関士をしているフランキーの父伴淳三郎も年甲斐もなく新珠三千代に惚れてるもんだから頭がいたい
そこで笠置と伴淳をくっつけちゃってから攻略しようと画策する、、、

松竹で全11作品作られたという喜劇旅行シリーズの第1作目
男はつらいよで言うならマドンナは2人、新珠三千代と倍賞千恵子
見た目的はもちろんこの2人ですw

内容は関西の路線を中心に各地の観光名所を案内しながらラブコメ喜劇が展開されます

ちょっと劇中の年齢が気になったので実年齢を調べてみた
笠置54、伴淳60、フランキー39、新珠38、倍賞千恵子27
なるほど、、、劇中設定では大体みなさん5歳以上引いた年齢が合ってるかと、それでも新珠三千代が未婚の娘役ってのは違和感がーw

倍賞千恵子も思ったより年齢いってるのね、劇中では何故かフランキーにぞっこんで、追いかけ回す
若くてかわいい良い子なんだけど、何故がフランキーはつれない
そんなフランキーの態度に泣いちゃうから!ってメソメソする姿がかわいかった
何故フランキーを好きなのか、何故フランキーは倍賞千恵子ではダメなのかはよくわからないww

新珠三千代は役柄の年齢は気になるけどやっぱり美人、なんかの女将さん役あたりが似合うと思うんだけど、弁当屋の娘ぐらいに敷居を低くしたのかなぁ?
ストーリーでは新珠三千代とプライベートで会うための口実にお互いの両親をくっつける作戦を練りお近づきになる
作戦が功を奏し兄妹になった上で、僕らももっと親しくなろう!と口説かれるんですけど
笑いながら
わたし前からお兄ちゃんが欲しかったの!お兄ちゃんって呼ぶわ!
って上手いことかわすしたたかぶりw 新珠三千代が言うと純粋にそう思ってたとしても、なんかしたたかに見えちゃう

あとは、、、冒頭のクレジットで後ろの方に藤田憲子の名前を発見!
松竹の大部屋俳優やってたんでしたっけ?
あの藤田憲子のことだよね?
ということで劇中少し気にしながら見てたんだけど、いかんせん名もなき大部屋俳優なのでわかりずらい
サイト情報によるとストリッパー役、見てる最中これかなぁ?って思ったのは
列車の中でストリッパー2人組が、車掌であるフランキーが店の常連客だと気付くシーンでの登場かなぁ、フランキーにスカートずり下げられるほうの子

映画自体は可もなく不可もなく、あまり中身はない!当時の雰囲気であったり、出演者で楽しむ映画かと
らんらん

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