真田ピロシキ

ジャズ大名の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

ジャズ大名(1986年製作の映画)
3.0
深作欣二に続いて岡本喜八にもそろそろ手を出してみようと思いAmazonプライム見放題の本作をまず鑑賞。過去に見たことのある喜八は大誘拐とEAST MEETS WEST(全然内容覚えてない)のみ。

黒人演奏家が日本に流れ着くまでの序盤は笑いのツボにも合ってないのか退屈で失敗したかなと思ったいたんだけど、後半に地下の座敷牢で演奏が始まってからが本番。それまではリハーサル。黒人トリオのジャズバンドに和楽器や生活音が重なってセッションを生み、上では幕軍と志士の最後の戦いが繰り広げられるも「そんなのどうでもいいのよ」と何処吹く風でええじゃないか踊りも乱入して極まるカオス。そうこうしている内に時は明治を迎え、いつのまにかギター弾いてるわ、タモリがチャルメラで通過。訳がわからん!面白いぞw