このレビューはネタバレを含みます
世にも奇妙チェンジンリング
2009年8月22日 11時42分レビュー。
監督クリントイーストウッド。主演アンジェリーナジョリー。
彼女の息子が冒頭忽然と姿が消える。
警察からは息子ですと違うチェンジンリング息子があてがわれ世にも奇妙な事実。
息子探しの物語、トルーストーリー。
「ダーティーハリー」で警察側を演じていたイーストウッド。
本作では鋭く警察権力を批判する物語の感じ、執拗な描写が続きます。
イーストウッドの音楽がすんごく良かったです、シンシンと響く感じ。アンジェリーナの息子役可愛い。マルコビィッチもサクッと助演。
以下不満。
アンジェリーナの悲しみが僕にはですよ、足りない気がします。
僕が彼女の立場ならチェンジンリングされた時点で暴れまくりますよ!
自分の息子をまやかされて泣き寝入らないです。顔面パチキじゃすまないです(怒怒)
ですんで
アンジェリーナとの心情乖離が置きます。
それとタイミングが妙に良すぎる演出も疑問(病院、アカデミー賞ラジオのくだり。このくだりは次に落胆という付箋を予感できた)
だし、ラストラストのくだりも?
脚色難ありと感じます。
アンジェリーナの綺麗すぎる感じはしょうがないんですが。
実際の事実を読むと犯人の異常性愛の凄みと被告両親の異常な育て方、少年の陰惨な殺害具合。かなりもっと酷い事件のよう。
僕はよりこの事実を正確に整理描写してもらいたかったかな?
アンジェリーナファンは是非!