ユースケ

300 <スリーハンドレッド>のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ペルシア戦争のテルモピュライの戦いをモチーフにしたフランク・ミラーのグラフィックノベル【300】をキメ画職人ザック・スナイダーが気合を入れて映像化した本作は、100万人のペルシア軍にたった300人で戦いを挑んだスパルタ軍が誇る究極の少数精鋭筋肉部隊が見せる滅びの美学を完全再現…いや、盛りに盛りまくった一本。

とにかく、スローモーションからクイックモーション。ズームインからズームアウト。自由自在なカメラワークでグラフィックノベルのコマ割りを完全再現した過剰に暴力的で過剰に美しい殺陣は必見。
二丁目なクセルクセス率いるイロモノ揃いのペルシア軍を半裸で血祭りにあげる筋肉モリモリマッチョマンの変態のジェラルド・バトラーやマイケル・ファスベンダーの姿はもはや芸術作品。
武装したサイさんやゾウさんも出るから動物好きも要チェックです。

「兵士は我々のほうが多い!」と300人の正社員で100万人のアルバイト挑んだレオニダス王。やはり福利厚生がしっかりしている正社員はモチベーションが違いますな。This is Sparta!!!(これがスパルタの流儀だ!)