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新学期・操行ゼロのKSatのレビュー・感想・評価

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)
3.9
いやあ、鳥肌が立つね。

たった40分だし、今観たらなんてこともないんだけど、巧い巧い。言ってしまえばナンセンスな寄宿舎モノなんだが、単純にコミカルの一言では済まない超現実的なカットの連続で、笑えながらも妙に鳥肌がたつ。特に、後半は呼吸を忘れました。

もともとサイレントだったものに後から声を入れたらしいのだが、これが絶妙に映画的な感動をくれる。

ここぞという時に俯瞰がやたら多いのだが、どれもめちゃくちゃ決まってます。
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