Yukiko

80日間世界一周のYukikoのレビュー・感想・評価

80日間世界一周(1956年製作の映画)
4.4
2021年2月8日
『80日間世界一周』  1956年制作
製作、ユナイテッド・アーティスツ
監督、マイケル・アンダーソン。

1872年10月2日、イギリス。
ロンドンの紳士クラブのメンバー、フォッグ(デヴィッド・
二―ヴン)は80日間で世界一周できると言い、クラブの
メンバーと20000ポンドを賭ける。
執事のパスパルトゥー(カンティンフラス)と共に、気球に
乗ってロンドンを飛び立つ。


第29回アカデミー賞最優秀作品賞受賞。


アカデミー賞最優秀作品賞の中で、初のワイド画面だ。
今まで正方形の画面のところ、この映画では横広がりの
広い画面となって、見やすいし、カラーがきれい。
いかにも世界を旅しているイメージ。

スペインの闘牛場面が長かった。

執事のパスパルトゥーは大活躍だ。
スペインで闘牛やって、インドではいつ死体と入れ替わったん
だろう?

日本はまだちょんまげの時代だった!!
1872年は明治4年、断髪令は明治4年に公布されたから、
一般市民が行うのはまだまだこれから・・・の時だ。 
断髪廃刀令。

太平洋航行の頃、ちょうど上映3分の2の所で、
休憩となった。

そして、アメリカへ。
英国人は強いね。
銃もナイフもいらない、傘一本あれば、叩けば相手は倒れる。

1869年に完成した大陸横断鉄道の列車に乗る。
橋崩落の場面はドキドキ!
西部劇もあった。

後半、船の燃料が無くなったと言う時の、フォグ氏の判断には驚き!
動じないで、機転が利くところが凄い。
さすがの英国紳士だな。

ラストの御者や女性の引き留める姿にはやきもき。

インドからロンドンに連れて行く女性、アウダ姫には
シャーリー・マクレーンさんが出演。
その他にも、有名な俳優が多数カメオ出演なさっている
ようです。

マレーネ・ディートリヒさんやフランク・シナトラさんも
出演。

楽しい映画です。ワクワクする。
映画の醍醐味💛がいっぱい詰まってる。
曲、昔よく聴いた。懐かしい。
Yukiko

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