橋素電

ダイナマイトどんどんの橋素電のレビュー・感想・評価

ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)
4.1
WBC期間に野球映画を観ようキャンペーン

名は体を現すとはよく言ったもので、まさにダイナマイト!!どんどん!!!という勢いの ハイテンション破天荒ヤクザ野球コメディ映画です

今から39年前にこれだけ型破りな映画を撮っていた コメディ映画界の巨匠岡本喜八監督、2017年の今見てもぶっ飛んでるこの作品をリアルタイムで見たお客さんは さぞ圧倒されたことでしょう

スポーツを通じてワルが愛や友情に目覚めていく感動映画は数あれど、「スポーツやったぐらいで更正できんなら始めから極道なんかしとらんわい!」とばかりに暴力野球を貫き通す菅原文太アニキたちに、ある種の高潔さすら感じます

野球にルールがあるように極道には仁義がある、道は外れても筋は通す、男を賭けた一世一代の球遊び、シビレました
橋素電

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