驚かす演出ありますが、ゴアシーンはなくホラー初心者にも楽しめます
「Don't Breath」と言われなくても 観ているこちらまで息を止めて身構えてしまう 静寂を巧みに使った聴覚面からの恐怖表現が見事
地下室の「あの」演出は単なる白黒映像ではなく CGで細かく画面処理もしてあって 視覚面でのこだわりも十分
「悪」の定義が物語の中で何度もひっくり返され 「悪いことしてるんだからやり返されても仕方ない」という観客の良心がグルグルと振り回される脚本も巧みです
賛否の別れるラストシーンですが、人間の良心は欲望に簡単に負けてしまう それが人間の本当の恐ろしさなんだ というメッセージだと僕は捉えました