前作は「なぜスパイダーマンになったのか」のお話だった。今度は「なぜスパイダーマンで在り続けるのか」だ。
スパイダーマンで在ることが自分にとっての呪いになり、授業もバイトも全部上手くいかなくなっていくのが面白かった。「いっそのこと辞めてやるか!」とスパイダーマンを辞めた途端、全てうまく行きだすのも良いね。そんなもんだよね。ただ、それでもスパイダーマンにならなくてはいけない時が俺らにはあるよな。
カフェに車が横転してくるシーンとか、体張って暴走列車を止めようとするシーンとか、スパイダーマンを代表するシチュエーションがこの一作に詰め込まれてる。影が薄いけど意外と代表作なんじゃなかろうか。Dr.オクトパスもセクシーで良いですね。