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インクレディブル・ハルクのNAOYAのレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
3.9
科学者ブルース・バナーは放射線実験で大量のガンマ線を浴び、以来、怒りを感じるとアドレナリンの分泌とともに緑色のモンスター“ハルク”に変身してしまう。治療薬開発に取り組みながら潜伏生活を送るが彼の血清を軍事利用しようとするロス将軍がブルースを追いつめていく…


MCU作品、2作目。
「ハルク」の単独作品です。

評価は高くない、というよりも低めですが、個人的には意外と好きです。


ブルース・バナー役にエドワード・ノートン。
「アベンジャーズ」からはマーク・ラファロに代わるんですが、個人的にはエドワード・ノートンのブルース・バナーの方が好き。マーク・ラファロはマーク・ラファロで良いんですがね。
細マッチョで性格も好青年って感じが良かったです。
アベンジャーズのメンバーと共演するエドワード・ノートンも見てみたかった。

嫌な役のロス将軍。
MCUの数多くいるキャラの中でも苦手なキャラです…。

今作の悪役はアボミネーション!
アベンジャーズの中でも最強クラスに強いハルクですが、そのハルクがあんなに苦戦したアボミネーションって力だけならロキやウルトロンよりも強いんではないですかね?
かなりの強敵です。


冒頭5分ぐらいでハルクになってしまった過程がざっくりと説明され、ハルクになってしまってからがメインの話となっています。

多くのヒーロー映画はヒーローになるまでを半分か3分の1の時間を使って描いているで少し斬新でした。

個人的には長い説明みたいなシーンが無い分、アクションシーンが意外と多く良かったです。
それが意外と好きな作品の理由でもあります。

アクションシーンもなかなか面白い!
冒頭のブルース・バナーの逃亡劇からのハルク登場。
中盤の軍隊vsハルク。
終盤のハルクvsアボミネーションの迫力ある対決。

アクションシーンだけなら「アイアンマン」よりも多くて良かった。
監督を調べたら「トランスポーター」の人でした。面白いのも納得です。


そして、MCUの特徴でもあるクロスオーバーが意外と多い!
・キャプテン・アメリカが誕生するスーパーソルジャー計画がきっかけで生まれたハルク
・スターク社製の音波兵器
・雷に吠えるハルクはソーと戦うことを示唆してる
・S.H.I.E.L.Dの名前が出てくる
などなど。
そして、ラストに出てくるあの男。

やはりクロスオーバー要素はニヤニヤしてしまいます。


暴れるイメージの強いハルクですが、雨のシーンでヒロインと一緒に座るハルクは可愛らしかったですし、必殺技の名前叫ぶのも嫌いではないです(笑)
そして、恋人を守りながら闘うハルクはカッコ良かった!


(再レビュー。いいね、コメントしてくださってた方すみません)
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