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インクレディブル・ハルクのtkykのネタバレレビュー・内容・結末

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

いやぁ〜、最後にトニー・スタークが出てこなかったら胸クソでしかない。


特に中盤〜ラスト。納得できねーー。

ブルースに解毒剤打ち込むときに必要以上にモタつく教授うざいし
冒頭から心拍数をきっかけにハルク化してるのに最後の変身はきっかけ不明だし
つーか自分がめちゃくちゃやっといてブルースに「倒せるのか?」とか言う将軍まじで何様?って感じだし
ハルク化しているとはいえ戦闘に長けたブロンスキーと割と互角に戦えてるの意味分からんし
何より、「結局ハルク化解除の条件は最後まで言わねーのかよ!!」っていう。

ま、きっかけと解除については今後の映画で明らかになるのかもしれないけど単品で見るとなんだかな〜って感じ。主人公なのにブルースのセリフ超少ねーしあんまり感情移入できない。そりゃエドワード・ノートンも降板するわ。



らんま1/2にしろ名探偵コナンにしろ、何かをきっかけに肉体が変容するのって面白いんだけど、変容の条件が分かってるからこそ楽しめると思うわけですよ。本作にはそういうワクワク感は無いね。

かと言って人間ドラマが素晴らしいかと言うと……。
心拍数が上がっちゃうから恋人とイチャイチャできないのは悲しいね……って感じだけどただそれだけ。最後、ブルースの写真見つめながら海辺で黄昏れるベティ見て、は?と思ってしまった。いや、必死こいて探さんかい!!!


とにかくこのモヤモヤ感を後のシリーズ作品で早く払拭したい。
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