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警視庁物語 七人の追跡者のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

警視庁物語 七人の追跡者(1958年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ7作目。マンホールで女性の死体が発見される話。監督は「上野発五時三十五分」の村山新治、撮影も佐藤三郎と同じコンビ(今のところこのコンビが一番好み)。

中盤、堀雄二が女給さんの家を訪ねる場面で、堀雄二の後ろを汽車が通り、堀雄二が角を曲がると、その通りの先からも汽車が見えるという長回しの場面がすごい(スクリーンプロセス?)。団地で犯人に逃げられるところを上から撮ってるのもかっこいい。

今回は浜島進の代わりに佐原広ニ。新しい刑事が2人(若い人の方が大村文武、もう1人が石島房太郎)。

小澤栄太郎がふてぶてしく憎たらしい役で、個人的にこの人はこういう役が一番面白い。

ケガをした鳥が舞い込んできたり、バーの女給さんの家が貧しかったり、情緒的なエピソードが多めかも(当時の流行りを紹介する場面はない)。

クライマックスは渋谷パンテオン前のロケでテンション上がった。
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