マヒロ

アンノウンのマヒロのレビュー・感想・評価

アンノウン(2011年製作の映画)
3.5
リーアムおじさん演じる植物博士が、ベルリンで開かれる学会に参加するために移動している最中に事故に巻き込まれてしまう。なんとか生還してホテルで待つ妻の元に戻るも、妻はリーアムおじさんのことを知らない人だと言い張り、その横には自分と全く同じ名前と身分を名乗る謎の男がいるのであった…というお話。

近年最強オヤジの仲間入りをしたリーアム・ニーソンだけど、今回は博士なので割と弱め。話の軸は"誰が信用できるのか?こいつの正体はなんなのか?"というサスペンスで、なかなか引き込まれる。
ただ、監督の前作『エスター』と同じく、ネタをバラせば意外と強引な展開だったりして、ここが許せるか否かで評価がガラリと変わりそう。個人的には前半がかなり面白かったので割と好きな方だな。特にブルーノ・ガンツ演じるジイさん、この人がかなり格好よろしくて良いキャラだったと思う。ピークはこの人が活躍している辺りだったかなぁという気もしたが。


(2015.79)
マヒロ

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