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マジック・クリスチャンのtakのレビュー・感想・評価

マジック・クリスチャン(1969年製作の映画)
3.3
上流社会の気取った人々や、現代社会を痛烈に皮肉ったブラックコメディ。大富豪グラントはホームレス同然の生活を送る男性を養子に迎え、札束をチラつかせてやりたい放題。

金のためなら何でもやる人間の醜さと、英国流の純血主義をおちょくっているのが面白い。

ゲストスターがとにかく豪華で、アマゾネス姿のラクウェル・ウェルチ、吸血鬼はおなじみクリストファー・リー、ストリッパーのハムレットをローレンス・ハーヴェイ、ユル・ブリンナーのオカマ。さらにロマン・ポランスキーも顔を出す。

60年代イギリスの小洒落た感じが心地よいが、何よりも好きなのは、オープニングで流れるポール・マッカートニーの主題歌Come And Get Itかな。
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