ねむ

ぐるりのこと。のねむのレビュー・感想・評価

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)
4.0
つらい…
わかるけど、きっとわかってないつらさ。
人生で自分だけに苦しみが降り注いできていて、それを雨みたいに受け止めてるような気がするそういう時期がある。

どうすればそのトンネルを抜けられるのか、一心不乱に苦しんだことのある人は、きっとどこかのシーンで静かに滅多刺しされる。

観てすぐは自分を守りたくて心が硬化していた気がする。感じたことを、その半分くらいの衝撃に抑ようとする自分を感じた。
観てから随分後に、その時の気持ちが追いかけてくるから、思わず息を飲んでしまう。
ねむ

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