知らず知らずの内にこれが200Mark!目になるとは。
眠い目こすって観た割には面白くなかった。
正当性、大義名分の下での人間の極限を描いた作品です。
序盤の展開は「悪ノリしてるなー」くらいに思ってたけど、途中から段々と様子がおかしくなる。
でもラストにかけてのプロットは酷い。適当すぎる。
女の人の存在意義も分からないし、教授の取巻きも無能すぎ。
可哀想だなと思うシーンも多々あるけど、金のために入ってきた奴が多すぎるから同情もそこまで。
その代わり、ストーリー進行はサクサク進んでいたのでその点は飽きずに観ることができた。
でも前述の通りプロットが酷すぎるので、嫌いじゃないけど決して次にこの映画に二時間割ける訳でもないので、この評価になりました。
元となったスタンフォード監獄実験はヤラセがあったらしいけど、この映画は自らが自主的な暴力装置へと変貌を遂げました。