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眠狂四郎 殺法帖のkojikojiのレビュー・感想・評価

眠狂四郎 殺法帖(1963年製作の映画)
3.5
1963年 監督:田中徳三

狂四郎第1作
「俺は人間という人間に腹を立てている男さ。そのくせ俺も人間なんだ」

狂四郎の虚無感はまだ芽生えたばかり。まだまだ軽いし、江戸の遊び人風だ。
『円月殺法』はこの回、回想で開眼する。

 敵は陳孫(若山富三郎ー勝の実の兄)
ブルースリー「燃えよドラゴン」ヒットの後、日本映画に再びカラテが登場する。
しかしこの映画、それよりずっと前にカラテ(少林寺拳法ではあるが)の達人を宿敵として登場させていた。
しかも第一作で。

眠狂四郎(市川雷蔵)という「美」を伝え、残したいと、このレビューを始める。
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