子持ちのカイロレン

ホンドーの子持ちのカイロレンのレビュー・感想・評価

ホンドー(1953年製作の映画)
3.8
もっと陽気なウエスタンかと思ったら意外に苦い後味。アパッチと騎兵隊の争いに巻き込まれるジョンウェイン演じるホンドーの心情を思うと、勇壮な音楽が流れるラストの対決も複雑。去りゆくアパッチの背中と、感傷を断ち切るように台詞一言で映画を締めるジョンウェイン。「ロードオブザリング 王の帰還」はエピローグが30分くらいあったけど、ジョンウェインなら3秒で終わらせただろうな。去り際は潔く、酒は朝まで、それがジョンウェイン(想像)