ぴろぴろ

ある日どこかでのぴろぴろのレビュー・感想・評価

ある日どこかで(1980年製作の映画)
4.0

ひと目会ったその日から、そんな運命的な出会いがその後の人生を賭けた永遠の愛となる。    冒頭の老女の人生を思うと、なんて一途で切ないのだろう。
美男美女が絵になる、タイムトラベルファンタジー。
その後のクリストファー・リーブの運命を知っている分、余計に切なく儚く、輝く程の美男ぶりが悲しくもある。  でもこんな風に、スクリーンの中で観客を魅了し永遠に輝き続けるんですね。
以前 午前10時の映画祭でも鑑賞しましたが、今回再び鑑賞して、なんと言ってもラフマニノフがこんなにも映画にピッタリで、こんなにもノスタルジーを感じさせる映画だったとは。
一途でロマンティックな映画らしいメロドラマ。時空の越え方は「えーっ、そんな感じで良いんだ」古典的で安っぽいけど、SFチックな所も、主演の2人の圧倒的な美しさが文句を言わせない説得力を持つ。   
どこを切り取っても絵になる、美しい絵画の様な風景とグランドホテル。  結末も含め全てが美しい映画だと思うのです。
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