たろさ

GODZILLA ゴジラのたろさのレビュー・感想・評価

GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)
1.5
看板に偽りあり。「ゴジラ」っていうより「ジュラシック・パーク・イン・ニューヨーク」の方がしっくりくる。放射能も吐かないし、ピョンピョン飛んだり、水中をスイスイと泳いで重量感を感じない。ゴジラの紛い物。登場人物もトカゲと称したり、ゴジラの卵をトカゲの卵に例えたりしている。

粗いCGをごまかす為に常に夜で常に雨が降っている。見づらい。2014年版ゴジラでも常に雨で常に夜だったのでしょうがないのかな。
あんなデカい動物が地下に潜るってまず無理だと思う。
最後のカーチェイスはまるまる削っても良かった。ヘリにも追いつけるゴジラがタクシーになかなか追いつけないのもおかしな話。
初代ゴジラだと、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験で安住の地を追われる(後に放射能で突然変異したという設定になる)が、アメリカ人に配慮した結果、フランスの核実験で突然変異したことになったと思われる。
市長がうるさくて経済活動を再開させようとする。カメラのズームになる演出と、「JAWS」リスペクトと思われるシーンあり。
ミサイルがゴジラに全然当たらない問題。初代ゴジラでもミサイルが全然当たらなかったのでそれをリスペクトしている(適当)。
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