ピンフまんがん

淑女と髭のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

淑女と髭(1931年製作の映画)
3.3
これ、日本の映画歴史でもかなり古い方でネガが古いのが映像がかなり乱れているが、それを経てもなお美しい映像が輝いているのがすごい。カメラ位置が小津になっていて、この時すでに心地の良い目線が確立されている。
演技もなにげに無駄がない。この時代のコミカルな雰囲気も結構新鮮。いずれにせよ、戦前のこんな時代でも、実際に覗いてみたくなってしまう気分にさせてくれる感覚が素晴らしいと思う。