淑女と髭の作品情報・感想・評価

「淑女と髭」に投稿された感想・評価

atsuki

atsukiの感想・評価

5.0
「おゝ髯よ!!髯も岡嶋が学校を出ると共に社会へでなければならなかった」と。「髯を剃る/刈る」という行為から始まるボーイ・ミーツ・ガールとイニシエーション。ステレオタイプ云々も。『ローマの休日』に於ける「髪を切る」という行為のそれに近いと思う。だが然し「剃っても刈っても生へるのが髯である」だってさ…。
小津監督のナンセンスコメディーの時代のサイレント映画である。ヒゲを剃ったら女にモテモテと言うシチュエーションコメディーなんだけれども、なかなかテンポよく進んでいて見ていて飽きないが、やはりサイレントだけと言うのは結構辛かったかもしれない、やはり弁士がついてくれると助かるなぁと思わずにいられない映画の1本であった。
●'98 10/〜『小津安二郎監督特集』
(初公開: '31 1/24〜)
配給: 松竹
(初公開時配給: 松竹キネマ)
スタンダード 1:1.36 B/W
サイレント
10/28 14:25→11:10〜 大井武蔵野館にて観賞
フィルム上映
作品パンフ無し
90周年レトロスペクティブパンフ有り

同時上映:
「出来ごころ」
小津安二郎監督のサイレント映画。 
岡田時彦主演。 
相変わらず、飯田蝶子がいい味出している。

剣道がやたら強い男(岡田時彦)は物凄い髯をはやしている。そのため、女性たちにはイマイチ人気は無いが、道端ではタカリの女から和服女性を守ってあげたりする。 
ただ、髭のせいで職を持てずに、とうとう髯を剃って、ホテルマンとして働き始める。 
また髯を剃った途端に、女性たちからモテ始めて、3人の女性からモテるのだが……という喜劇的な映画であった。 

「だがしかし、剃っても剃ってもはえるのが髯である。」 
ナンセンスギャグの代表作らしいですが充分にハイセンスです  小津安二郎「淑女と髯」

タイトルからしてルビッチやプレストン・スタージェス、ハワード・ホークスのスクリューボール・コメディみたいでそそられますね。

特にオープニングタイトルは現在同じ方法で公開したらずいぶんスタイリッシュでカッコイイと思います。阪本順治「この世の外へ」なんかこんな感じでしたしね。
映画男

映画男の感想・評価

3.5
髭をそったら人生変わった男。其れに惚れた女たち。
こういうジャンルの映画を「ナンセンス映画」というらしい。たしかにナンセンス。でもなんか馬鹿馬鹿しくて面白かった。例によって音が無いからブラームスを聴きながら鑑賞。はじめてブラームスを聴いたがこれもまたよかった。以上ナンセンスな感想でした。
commonlaw

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4.0
どうかと思う話ではあるが、圧倒的な面白さ。あまりの上手さに惚れ惚れする。
tokio

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3.8
Rec.
❷18.09.22,d
❶17.05.10,ttv
三人の女が絡みはじめてから急速に面白くなる。物をつかったりはしないが、髭を剃ったり付けたりすることで、女性が振り回される様が最高に面白い。友達の妹の誕生日にいく途中で、物盗りの伊達里子を制止して、女性を助けるというくだりだけで、手早く話を運んでるのがすごい。
み

みの感想・評価

3.0
不良モダンガール役って……
戦前の日本の若者文化
所謂「「モガ」」やぞ
はじめて見ましたわ
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