チキン・ラン作戦は内容、伏線含めちょっとうまくてテンション上がってしまった。
千葉真一(ハンス王子)と成田三樹夫(ロクセイヤ卿)が嬉々としてコスプレで演じててほっこり。
一騎打ちもあってなかなかアツい。
良いとこで流れるレイアのテーマのパクリ曲がアツい。
真田広之の宇宙暴走族設定も、ラストの突入作戦時の「トンネル潜って遊んでたから楽勝じゃん感」、ルークが「小さいネズミ撃って遊んでたからデススターのシャフトなんて楽勝」という、正規ルートじゃないテクニック持ってる悪ガキ(ハンソロも同じく)がヒーローになるep4設定を、しっかり掴んでて好感持てる。
むしろその設定はスターウォーズよりわかりやすい。
ちなみに、wikiも非常に面白い。スターウォーズのスタッフも撮影の見学に訪れて、それを参考にep6のデス・スターへの突入が作られたっぽく、どうやらこちらが本家らしいとのこと。マジかよ。
海外からの「これ見たらSWが地味で健全で保守的なつまらない作品に見える」的な評価もなかなか笑える。
随所に、実録もののエッセンスを感じるし、撃たれた時に斜めに傾けたりと、深作カメラワークも感じるし、しっかり宇宙にもコテコテ関西弁のチンピラが出てくる。
ラストメッセージは日本沈没に繋がるところもあり。
「この国もうダメなんで。ダメにしちゃった原因の年寄りは国と一緒に心中するんで。若者達は別のとこで新しく国再建してくれや。」的な。
丹波哲郎は本当にいいリーダー。
てか皇帝、天本英世だったのかよ(笑
