アニエスの、ドゥミへの愛がとまらない。
ドゥミの後年のことを考えると胸が痛くなって。
ドゥミの瞳に。
ドゥミの家族が素敵だった。そして、戦時中でも歌っていた家族の姿は特に印象的だった。
ヌーヴェルヴァーグの監督たちは戦争を見ているのだと改めて感じた。
本当に、映画が好きで好きでたまらなかったんだなぁ。
あれだけ映画作りに打ち込んで。
ドゥミのあの、はかなくも美しい世界と、芯は失わない女性はあそこが源なんだろうなって。
ダリューと映画を作ったのは興奮しただろうなぁ。
ただ、単にドゥミ少年が大好きになってしまった。
そして、どこか、おこがましいけど、ドゥミに自分と重なる部分がある理由がわかった気がする。