ジャッカルの日のそそのレビュー・感想・評価

物凄く淡々としているが故にプロフェッショナル感がヒシヒシと伝わってきて、お仕事映画としてとても面白かった。暗殺者vs警察の追いかけっこが大半を占めているが、徐々に核心を掴んでくるルベルと、暗殺の準備をしながら逃れ続けるジャッカルという構図が非常に単純明快で楽しい。肝心の暗殺実行シーケンスも、本作唯一の山場として設置することで緊張感を高めておいてのアレ、というのがまた憎い。