saho

パンチドランク・ラブのsahoのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
3.8
“目をえぐりだして食べちゃいたい”

PTA流の極上のラブストーリー。
静けさから一転して車がクラッシュするシーンからして「PTA節」満載。
あのクラッシュをはじめ、唐突な出来事をつないだ映像が秀逸で、主人公が突然恋に落ちる”衝撃”を予感させる。
赤と青、正反対の色の服を着ていた2人だけれど、距離が近づくにつれて同系色に。
“恋”を象徴するオルガンは、バリーとリナの関係が進展することを暗示するかのように、バリーの手によって傷が修復される。
そしてやっと傷は治って調和が生まれたラスト、まだ始まっていなかった二人にクラクラする。

あとなんといってもフィリップ・ホフマンが血管が切れそうなほどに「fuck」と叫び続けるシーンは必見w

66本目 / 2020
saho

saho