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下郎の首のhummingbirdのレビュー・感想・評価

下郎の首(1955年製作の映画)
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冒頭で悲劇であることが示唆されるけど、大半はユーモラス。それが悲劇につながるからやりきれない。

田崎潤は素朴で実直な下郎役がとても似合っているので、余計に…。

葛藤する片山明彦の方が普通の人っぽく器の小さいところもあるので、共感した。自分だったらどうするだろうと思う。最後はボロボロで同情。

見せ方はかなり洗練されていると思う。シーンの途中でカメラワークがあったり、意外性も。ロケの場所も念入りに選ばれてる感じでとても美しい。

「新東宝のディープな世界 アンコール&リクエスト」
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