軽快なイギー・ポップのロック、洋式便器にダイブ、全面鏡張りコインロッカー、ヘロイン打って床に沈んでいくレントン。90年代に映画館で見て『パルプフィクション』に続く斬新な描写とカメラワークで衝撃的だった。
いい映画ってキャラクターの個性が強烈。初代ボンドがスコットランド出身ショーンコネリーなので007オタクのシックボーイ。演じるジョニーリーミラーの当時の嫁さんがアンジェリーナ・ジョリーだったのはビックリ!
ベグビー役のロバートカーライルはこのあと『フルモンティ』って映画で息子想いの優しい父ちゃん役、そして本家『007』の悪役にもなって芸達者な役者さん。根がいい奴スパッド役ユアンブレナー、最近は『ワンダーウーマン』でスナイパーやってました。
サントラも全て名曲。特に前半クラブで流れるブロンディのカバー『Atomic』が印象的。
若い時は悪い友達が沢山いるのでいかに切って自分の人生を選ぶか、当時は凄く共感出来て心に残る映画でした。