シネフィルmonk

栄光何するものぞのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

栄光何するものぞ(1952年製作の映画)
3.5
昨日はJR大阪駅から地下鉄で一駅の中崎町にあるプラネットプラスワンでこの映画を観た。

喫茶店の二階に簡単な受付と20人の固定席、追加で10席ほどのパイプ椅子席があり、プロジェクターを投影する20畳ほどの家庭的なスペース。入口がわかりにくいので、初めての人は少し勇気がいりますwww。

廊下の壁には映画のポスターやチラシが所狭しと掲げられ、映画黎明期の1920〜1980年代のクラシック作品を中心に、時には無声映画のピアノ演奏もあったり、いかにもコアな映画好きが集まる少し大きめのホームシアター的な映画館。

『栄光何するものぞ』はジョン・フォード監督、ジェームズ・キャグニーが主演。『栄光』(1928、ラオール・ウォルシュ監督)のリメイク版。第一次世界大戦でフランス戦線に赴いた米国の海兵隊軍人と現地の女性との三角関係を中心に戦争の悲劇、ユーモアを交えた異色作。音楽がアルフレッド・ニューマン。

ヒロインの女性が大変美しく、この女性を巡って男同士の対決があるが、そこに上層部からの司令が届いて、また次の戦地に向かわねばならないという兵隊さんの置かれた厳しい状況も描かれている。U-NEXTでも配信されてるけど、こんな映画館で観るのも気分が変わって良いもんです。
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