かぼちゃ

告発の行方のかぼちゃのネタバレレビュー・内容・結末

告発の行方(1988年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後の最後にレイプシーンを回想したのは予想外というか「あ、するんだ」と思ったし、強烈な印象を与えるためにもあったほうが良い。私自身は初めの方の暴行跡を見たときの方がショックが大きく、回想シーンは、何か、現実性にかけているというか、リアルはもっと酷いはずでもっと酷い描写にすることも出来ただろうにこの映画はそこのリアルさを出すのを少し抑えたのかなと思った。ジョディフォスターの演技は上手かったけど。その実際の回想と、被告や証人の証言それぞれがすべて事実と微妙にズレていたところなどはリアルで絶妙にうまく表現できていて一番良かったと思う。しかしジョディフォスターの美貌というか、顔の端正さと肌の綺麗さと化粧の仕方は、あのお金がなく頻繁に酒クスリをやっている、世間から見たらチャランポランと思われるような役にはそぐわないかったように思う。演技は上手いけど時折所作にも品の良さみたいなものが表れていて頭の中が「あれ?」と混乱することが多かった。
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