みやっち

THE 4TH KIND フォース・カインドのみやっちのレビュー・感想・評価

2.6
アラスカ州ノームで実際に起きている行方不明事件。
本作は後にフィクションとばれてしまいましたが、
行方不明者が多数出て現在も発見されていないと
いう事実が背景にあります。

ある女性心理学者にまつわるエピソードを基準に
話しは進みますがミラ・ジョボビッチと実際の
(フィクションですが)心理学者との映像が交互
に出てドキュメンタリー風描写が現場の緊張感を
盛り上げます。「実際の記録映像」では派手に
村民が雄叫びを上げ顔も顎が長くなって白目(笑)
時には空中浮揚しますがいいところで必ずノイズで
画面が消え消化不良感がすごい。
ここだけ見たら「悪魔憑」かと確実に誤解されます。

催眠かけられた人間がなんだかはっきりしない事
しか言わないのでイライラ。普通はもっと確信的な
言葉使うんですが肝心な所をわざと言わない演出が
余計にイライラさせます。
結局土気色の気味悪い顔のドクターが色々と主張
するものの映像で「はっきり何も映っていない」
ことから落とし所もなくだらだらと続き
「え、終わり? ここで?」
となりました。雰囲気はいいんですが決定的に怖い
部分もなくやたら怒鳴る保安官がウザいので評価は
低くなりました。
みやっち

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