じぇいらふ

クレールの膝のじぇいらふのレビュー・感想・評価

クレールの膝(1970年製作の映画)
4.8
『緑の光線』と同じく日付章仕立て。
結婚直前のヒゲ親父が、バカンス先で若い娘に実験と称する恋さややらなんやかんやを仕掛けるという、なんじゃそりゃなお話🤣

娘のローラ登場から見せ方が違う、わかりやすいロメール☺️ローラでさんざベタベタした後、ビキニのクレール登場、ミニスカの足をまじまじ見る等々、ロメールやりたい放題🤣大林宣彦もここまでじゃないぞ笑。

ヒゲ多すぎる男はスケベ野郎だよね、ソフト対応で騙されるけど。完全に偏見笑。
で、題名の『クレールの膝』なんですが、ローラと違ってなかなか無理目なギャルクレールに、ここでか⁉️なタイミングで、、、なかなかというか十分キモいです笑。悪い子じゃなさそうなのに酷いオヤジだ。

バカンス先の自然の緑と湖が綺麗✨赤い服は自然の緑にとても映える。緑バックに赤い服の女性てロメールっぽい。若い娘が赤い服よく着る。

舟遊びや、踊ったり、テニスしたり、全体的にとてもリラックスしていて、映画自体がバカンスみたい。撮影の雰囲気も楽しそう。

にしても、フランス人は愛に関する議論好きだなあ。日本人はそこまで考えないよね、小津安二郎だからさ😆男女とも年取っても恋愛を失わない姿勢はいいよね。

ロメールの欲望が遠慮なく全開放な笑、もはやなんの教訓話なのかちっともわからない、とても面白い変な作品です🤣👍👍👍👍