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レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙/刑事グラハム 凍りついた欲望のmoryのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

羊たちの沈黙をマイベスト映画に挙げておきながら本作の存在をFilmarksで初めて知りました(有難い…!)。
 
2002年版のレッド・ドラゴンと比べるとウィル・グレアムが犯人に肉薄していく過程によりスポットライトが当てられていたと感じます。そのぶん、ダラハイドの描写が希薄になってしまい、何故彼が力に固執するようになったのかがよく伝わらず、彼の魅力が感じにくい構成になっていたとも思いました。

1番驚いたのが、えっっっ???ここでダラハイド射殺しちゃうの???からの海辺に平和に佇む3人でエンドクレジット・in…




そそ

そこからが本作真骨頂じゃなかったんかーーーーーい!!!


と心の中で絶叫した原作ファンの皆さんと堅い握手を交わしたい。ハッピーエンド配慮なんですかねぇ…。

2002年版でも見られなかったウィルが手酷くやられるところが本作では見られるかと期待しましたが、今回も叶いませんでしたか…。でもマッツ版ハンニバル(途中までの履修)を観た後では、レクターは絶対にウィル自身(家族は別として)をダラハイドの手にゆだねることは無いだろうなって思ってしまいがちです。
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