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ジョージー・ガールのbrianのレビュー・感想・評価

ジョージー・ガール(1966年製作の映画)
3.6
ジョージーとはジョージのように男の子っぽい女性のことを意味する。
ストーリーはコミカルに展開していくが、ジョージーの友人である女性が産んだ子供を養子に出すわ発言で一気にシリアスな方向へと進む。果たして、その結末や如何に。

老いも若きも欲望の赴くままロマンチックに憧れる生き方を望んでいる。一番心配なのは赤ん坊。ジョージーの緊張した表情で映画が終わる🤱

風景では賑やかで活気のある大通りや落ち着いた煉瓦造りの住居の他に、観光船にキャメラを置いてテムズ川の穏やかな流れを楽しむことができた🏞️

ヒロインのリン・レッドグレーヴは大柄で色気はないが気立が良くて笑顔の可愛いチャーミングな女性を演じる。チャップリンに敬意を表するような歩き方や顔真似メイクが面白い🐼
彼女の父はマイケル(ヒッチコック「バルカン超特急」出演) 姉はヴァネッサ(アントニオーニ「欲望」出演)と俳優一家である。

共演者のシャーロット・ランプリングは若いけれど色気があって既に風格が漂っている感じだ。自己主張が強くてわがままな女性を好演🙅‍♀️

アラン・ベイツはキース・ムーンとゲイリー・ブルッカーを足して2で割った風貌。(ロック通しかわからない表現笑)
映画通ならわかる「まぼろしの市街戦」に出演した生粋のイギリス人🇬🇧 軽薄で身勝手だけどどこか憎めない男を熱演🙅‍♂️


「ジョージー・ガール」OP&ED
https://youtu.be/NIynsKu9ofM
主題歌はオーストラリアのフォーク・グループ、シーカーズ🎤🎸
軽快なリズムで耳に馴染みやすくテレビのコマーシャルでも聞いたことがあるメロディ🎶
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