kocoronoの泣く子も黙る平和のアイドルのレビュー・感想・評価

冒頭、ベッシーホールの映像が胸を打つ。俺もここでライブをしたことがある。

「金の話ばっかりだ！」と契約書を前にペンを投げたり、「売れたいんだ」とこぼしたり、実の息子とクイズで遊んだり、ファズを踏んで信じられんくらいかっこいい音を鳴らしたり、伝説になる気はない、と言いながらこの映画の2年後に逝去した男、吉村秀樹。
どれも全てリアルなんだろう。

ライジングサンの七月の映像は一生忘れられない。
熱くなった体は川に入っても冷めない