恥ずかしながら今作を知ったのはドラマの「モテキ」でした。モテキの中でこの作品の聖地巡礼をするお話が出てくるのですが、長閑な景色、空気感、聖地巡礼するほど岩井ワールドが好きだという内容に、そりゃ本作を観なくてはと思ったわけです。
これぞ岩井俊二といった独特の世界観かつリアリティもありました。奥菜恵懐かしい。可愛かったなぁこの頃。
モテキの中で言っていた、テレビドラマでジャンプカット(同じアングルで時間を飛ばして繋ぎ合わせる編集技法)なんて衝撃だった!と熱く語るシーンがあるのですが、私にはそこまでの編集技法など正直よくわからなかったが、サブカル心は間違いなくくすぐられます(笑)。岩井ワールドとは?と思う人は「リップヴァンウィンクルの花嫁」よりこっちを観てから蘊蓄をたれたらいいかもね。