興隆は、哲学と修身とクンフーを学びたい、気のいい若者。
実の爺さんと特訓修行の為に人里離れたあばら家に引っ越して来るが、肝心のクンフーはポーズばかりで全然身に付かない。
そして、爺さんは悪逆な政府が雇った殺し屋に殺されてしまう…。
ジャッキー・チェン初の監督作品。
拳の師でもある祖父を殺されたジャッキーの怒りが爆発し、殺し屋、鉄の爪との闘いがはじまる。
若かりし頃のジャッキーの筋肉と瞬敏な動きがとてもいいです。
喜び、悲しみ、笑い、そして怒りへと変化する拳法、それが「笑拳(しょうけん)」である。
相変わらずのパターンだが、カンフーアクションは酔拳以降の試みがある。
ストーリーは仇討ちするまでの話で、さほど面白みはないけど、ジャッキー映画(カンフー演技)がまだ未完成なところや肉体美を見るのにはオススメです。
この作品の強いていう特徴はアクションを喜怒哀楽のテーマにそって動きに多様性を持たせようとしている。
表情と動きを分かりやすく見せることで、奇怪で誰も考え付かないアクションを見せている。