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オズの魔法使のbrianのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
4.0
魔法の国オズに迷い込んだ少女の冒険をミュージカル仕立てで描いたファンタジー映画。

今まで鑑賞する機会がなかったけれどもようやく。
単純明快なストーリーと登場人物の性格がはっきりと描かれている。コンピューターグラフィックスがなかった時代に作り手の技が冴え渡る壮大なセットと共に多人数のエキストラの構図で迫力と臨場感があった。セピア色からカラーに変わり再びセピア色に戻る演出が素晴らしい。いつのまにか作品にぐいぐいと引き込まれていった。

困難な状況やコンプレックスで苦悩する時も歩んでいく努力をすれば道は開けるということ。
老若男女問わず誰でも充分に楽しめる映画ではないだろうか。

ドロシー役のジュディ・ガーランドは感情豊かで家族思いの可憐な少女を熱演。

劇中で歌う名曲「虹の彼方に」🌈
https://youtu.be/oW2QZ7KuaxA
愛犬トトが遊んでほしいのに我慢している姿が微笑ましくて可愛い。

監督は、世界映画史に燦然と輝く不朽の名作「風と共に去りぬ」を手がけたヴィクター・フレミング。
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