俳優についての感想の方が多いなあ。
ストーリー的には遠距離恋愛みたいな感覚だけどまあ戦地に行って生き延び帰還する男とそれを待ちつつも別の過酷さの中生き延びる女の再会までを見ていく感じ。
『マイブラザー』ぐらいギャップがあった方が好きだけどこれはこれで異なる厳しさってのでいいのかな。
戦争だ！行こうぜ！ってなってる男たちが理解できないのは時代のせいだと思います。
国のために戦えるってなっても戦地に行けば恐怖や後悔を感じる。
そりゃ分からなくもないけど脱走兵に厳し過ぎるよね。
向いてない人だっているでしょ。
そしてどんだけ偉いのか分からんけど農民たちの家を好き勝手したり何様なの。
息子2人を撃ったときイライラしすぎて叫びそうだったわ。
拷問でも受けて欲しいほど腹立った。
そんな状況も乗り越え再会して感動かと思いきやクソ敵どもが追っかけてきて儚い結果になるんですよ。
この悲しさというか切なさというかアンソニーミンゲラ監督っぽい。
『イングリッシュペイシェント』撮ってから本作撮るって監督どうなってんの。
長い道のりが好きなのかね。
再会までに2人とも色んな人に出会い経験してだいぶ変わっていった。
にしても150分は結構長いね…。
とりあえずルビーが1番いい奴です。
ニコールキッドマンとジュードロウは安定の演技で流石だしセックスがエロすぎた。
そしてこんなレネーゼルヴィガー見たの初めてかも。
だんだんブリジットにも見えてきたけど。笑
ナタリーポートマン少ししか出演してないのに印象残りまくり。
泣くのとか叫ぶのがインパクト強い。
1番楽しみにしていたキリアンマーフィーは若くてかっこいいけどまだちょい役でした。
アンソニーミンゲラ監督は『リプリー』でジュードロウを史上最強にカッコ良く見せてくれているので覚えておりました。
