煙草が嫌いで「スモーク」というタイトルが目に入った時から、敬遠をしていた作品でした。
当時、恵比寿ガーデンシネマで大ヒットをしてたのは知ってはいたが、21年ぶりに手に取りました。
ブルックリンの小さな煙草屋を舞台に、傷を背負った4人の人生が絡みつつ、「真実」と「嘘」が煙草の煙のように広がっては消えていきます。
特に大きな展開があるわけでもなく、見ていて心地よくなるのがこの映画の魅力であり不思議なところでもあります。
劇中の挿入曲の音楽も素晴らしく、ブリックリンの雰囲気を一層、かもしだしています。
映画館で観るように暗く静かに鑑賞する映画で、部屋のあかりを消し静かに、字幕で鑑賞することをオススメします。
そしてラストは余韻に浸ってください。