城定秀夫 監督×今泉力哉 脚本
R15+のラブストーリー2本を制作するプロジェクトによる1作目の作品。
古本屋の店主と、店主にプロポーズする女子高生、店主の憧れの女性など、一方通行の恋愛が交差し二転三転する先の読めないラブコメディーで1匹の猫と愚かで不器用な4人の男女によって繰り広げる異色の恋愛狂騒劇。
城定監督は主にエロのVシネマ監督で一般作では『アルプススタンドのはしの方』した見たことがなく、今泉力哉監督に至っては一度も過去作を見たことがなかったので興味本位で劇場鑑賞。
第一印象が会話がリアルすぎて、映画の台本を読んでいるようには思えない普通にある日常的に描いた世界感が面白かったです。
また、
・SEXが上手い男とSEXが下手な男とどっちを結婚相手に選ぶ?
・30歳の男がフラれた女性を今も想い続けているが、ある日突然17歳の高校生から結婚してって言われたらどうするのか?
・結婚間近の女性が男に浮気をされたら、どうするのか?
などのテーマも、リアルにエロチックに生々しく描いている。
個人的には、結構笑えるシーンが多かったのですが、周りは大人しいのか笑っている人が少なく、終始控え目にクスクス笑っていました。
3月18日から公開の『猫は逃げた』も劇場で観てみようと思います。
本作で登場した猫が又、登場すのかなぁ。