龍馬さんの映画レビュー・感想・評価

龍馬

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愛に乱暴(2024年製作の映画)

3.7

【 丁寧な暮らしの皮を剥ぐ、無音の狂気と執着 】

江口のりこ演じる主人公・桃子の「丁寧な暮らし」という名の張り詰めた日常が、静かに崩壊へと向かっていくサスペンス。

吉田修一原作×森ガキ侑大監督の手
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カニング・キラー 殺戮の沼(2007年製作の映画)

3.5

【 紛争の泥沼と伝説の巨獣──リアルな惨劇に呑み込まれた怪作 】

実在する9メートル級の巨大人喰いワニ「グスタフ」を題材に、アフリカの内戦地帯という過酷なシチュエーションを掛け合わせたパニック・スリ
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ベティ デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

【脆く破滅的な女の愛憎を冷徹に炙り出すクロード・シャブロルの真骨頂 】

アルコールに逃避し、自ら転落の道を歩む女性ベティ。場すえのレストランで出会った中年女性ローラの慈愛に包まれながら、彼女は自らの
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オークストリートの異変(2026年製作の映画)

3.6

【 大作かと思いきやシュールな笑いが満載のB級怪作 】

『ジュラシック・ワールド』のような重厚な大作パニック映画を期待して観に行ったら、良い意味で裏切られるアン・ハサウェイ一家と恐竜の「ツッコミどこ
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めまい(1958年製作の映画)

4.0

【 虚構の幻影に狂わされる、倒錯した情念の深淵 】

『裏窓』と2本立で劇場初鑑賞。
映画の日だったので、2本で1000円はお得感満載。

アルフレッド・ヒッチコックが仕掛けた映画史に残るサスペンスの
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裏窓(1954年製作の映画)

4.0

【 覗くレンズに映る、人間の孤独と愛の焦燥 】

何度かDVDで見たが今回、劇場初鑑賞!

足を骨折し、車椅子で身動きが取れない報道カメラマンのジェフ。退屈しのぎに望遠鏡で向かいのアパートを覗くうち、
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.2

【 散り際の美学、青春の銃声 】

何度も観ているが、
3年前にリバイバル上映で劇場初鑑賞。

実在のアウトロー、ブッチとサンダンスの逃避行を描いたアメリカン・ニューシネマの不朽の名作。

第42回ア
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

【恐怖の感染源はSNSと承認欲求。手を握れば、そこはもう戻れない地獄】

気鋭の映画スタジオA24が北米配給を手掛け、豪州の人気YouTuber出身で後に『ブリング・ハー・バック』を監督するフィリッポ
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華麗なる賭け(1968年製作の映画)

4.0

【名曲と映像美が彩る、贅沢で洒脱な大人のサスペンス】

40年ぶりの2度目の鑑賞。

何不自由ない財力を持ちながら、スリルだけを求めて完全犯罪の銀行強盗を企てる富豪トーマス・クラウン(スティーヴ・マッ
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急に具合が悪くなる(2026年製作の映画)

4.5

【生と死の淵で交差する言葉と魂、今年NO1を確信する圧巻の大作】

196分という長尺を一切感じさせない傑作だ。

物語の舞台はパリ郊外の介護施設。人手不足やスタッフの無理解に悩み、施設内で様々な苦悩
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ドラマなふたり(2026年製作の映画)

3.8

『言葉ひとつで崩れる幸せ。不穏で癖のある人間ドラマ』

幸せの頂点から一転、たったひとつの「秘密の告白」を機に不穏な空気が忍び寄るサスペンスドラマ。

挙式を1週間後に控えたチャーリーとエマは、親友夫
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

4.0

【 容赦なき血みどろの絶望!妊婦を襲う狂気の凄惨バイオレンスホラー 】

日本初公開時にぼかし処理された、ハサミによる人体破壊や腹部への惨劇描写。

その無修正シーンを拝むべくオールナイト上映で鑑賞。
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サユリ(2024年製作の映画)

3.6

【 命のパワーで怨霊を叩き潰す、怒涛のババア無双と命の賛歌! 】

押切蓮介の原作漫画を白石晃士監督が実写化した本作は、家に取り憑いた怨霊“サユリ”によって神木家の人間が一人また一人と無残に命を奪われ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.0

【 ヤバいおっさんの暴走と、妙な中毒性 】

白石晃士監督によるフェイクドキュメンタリーホラー『コワすぎ!』シリーズの記念すべき第1作。都市伝説「口裂け女」の捕獲に挑む取材班の暴走を描いた快作だ。
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シャークネード(2013年製作の映画)

3.5

【サメ映画の歴史を変えたB級映画界の金字塔】

メキシコ湾流の異常気象が生んだ巨大ハリケーンが、無数のサメを巻き込みロサンゼルスへ突入。都市部に大量のサメが降り注ぐ「サメ竜巻」が街を襲う。この無茶苦茶
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オスロ、8月31日(2011年製作の映画)

3.7

【取り返しのつかない「決定的な一日」と、静かな破滅の気配】

アキム・トリアー監督による「オスロ三部作」の二作目。

1963年のフランスの名作映画『鬼火』の舞台を現代のオスロに置き換えて映画化した作
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リプライズ(2006年製作の映画)

3.7

【若さの無敵感と脆さ、その残酷なまでのリアル】

ヨアキム・トリアー監督の長編デビュー作であり、『わたしは最悪。』へと繋がる大切な原点とも言える青春映画の傑作。

物語は、作家を目指す二人の青年が辿る
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.9

【自分に正直に生きる女の恋と失敗と成長の物語】

『センチメンタル・バリュー』のヨアキム・トリアー監督が描くのは、人生の舵を切りきれず、何者にもなれないまま30歳を迎える女性ユリヤの生々しいリアルだ。
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センチメンタル・バリュー(2025年製作の映画)

4.4

【あまりに不器用でこじれた父娘に共感し、たどり着く結末に世界が唸った家族ドラマの到達点】

タイトルの「センチメンタル・バリュー」とは、個人的な思い出や感情が宿る大切なものを指す。本作でその象徴となる
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ゴンドラ(2023年製作の映画)

4.0

【10秒のすれ違いに咲く、遊び心と密やかな恋心 】

劇場公開時に話題となり気になっていたものの、見逃していた一作。アマプラ配信を機にようやく鑑賞できたが、期待を遥かに超える素晴らしさだった。

ジョ
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ミーツ・ザ・ワールド(2025年製作の映画)

4.1

【 腐女子の叫びと歌舞伎町の光、自分だけの世界を愛する解放の物語 】

松居大悟監督と金原ひとみ原作のタッグが贈る、痛々しくも愛おしい自己肯定と解放の物語。

そもそも「腐女子」という言葉自体を知らな
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.6

【 札束の山と大空を舞う、国家をあざ笑ったチャラ男の滑稽な末路 】

民間航空会社のパイロットからCIAの極秘密輸工作員へ、そして南米の巨大麻薬カルテル「メデジン・カルテル」の密輸業者へと二股をかけ、
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コールド・クリーク 過去を持つ家(2003年製作の映画)

3.0

【田園の静寂に潜む惨劇、豪華キャストが空回りする王道サスペンス】

大都会の喧騒を離れ、郊外の歴史ある大邸宅「コールド・クリーク」へと引っ越してきたクーパー一家。理想の田園生活が始まるかに思われたが、
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温泉シャーク(2024年製作の映画)

2.0

【クラウドファンディングの情熱と特撮愛が詰まった一作】

劇場予告を観て以来気になっていたが、アマゾンプライムで配信が始まったので興味本位で鑑賞。「温泉からサメが出る」という一発アイデアを、77分間の
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ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽(2024年製作の映画)

4.3

【 映画の鼓動を紡ぎ出す、生きた音響の魔法 】

スティーヴン・スピルバーグやジョージ・ルーカスをはじめ、錚々たる映画人たちが口を揃えて彼への愛とリスペクトを語る。

御年90歳を超えてなお現役であり
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異人たち(2023年製作の映画)

3.6

【 喪失の痛みを包み込む、孤独な魂たちの祈りと救済 】

山田太一の小説『異人たちとの夏』をイギリスに舞台を移して再構築した、痛烈な美しさと切なさに満ちた傑作だ。

タワマンで孤独に暮らす脚本家アダム
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.1

【プロ意識と自分らしさを問う、スタイリッシュなサクセスストーリー】

当時劇場で鑑賞して以来、久々に再鑑賞を果たしたが、歳月を経ても全く色褪せていなかった。

ジャーナリスト志望でファッションに無頓着
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済州島四・三事件 ハラン(2025年製作の映画)

3.6

【歴史の影で紡がれる、母娘の静かなる命の逃避行】

1948年に起きた惨劇「済州島四・三事件」を背景に、過酷な運命に翻弄される母娘の絆を描いたヒューマンドラマ。

10月、政府による「海岸線から5km
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スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ(2026年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

【 街を切り裂く躍動感! 孤独なヒーローが挑む極限バトル 】

記憶を消されたピーター・パーカーが、仲間も支えもない完全な孤独のなかで、傷つきながらも一人街を守り続ける本作。

MCUを追いかけていな
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開戦前夜(2026年製作の映画)

4.0

【散りゆく平和への警鐘、弾き出された「敗北」の真実 】

昭和16年、日米開戦直前に設置された「総力戦研究所」で、データと論理を駆使して日米戦の未来を試算した若きエリートたち。

彼らが弾き出した答え
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隣人たち(2024年製作の映画)

3.6

【美しき日常を侵食する、二人の母親の疑心暗鬼】

1960年代の閑静な郊外を舞台に、
ジェシカ・チャステインとアン・ハサウェイという豪華女優が共演した心理サスペンス。

“ベルギーのアカデミー賞”で史
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サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

3.8

【傷だらけの問題児たちが魅せる本格アクション】

ニューヨークに現れた謎の脅威。
だが頼みの英雄(アベンジャーズ)は現れない。

代わりに集められたのは、
元暗殺者や元兵士といった暗い過去を持つ問題児
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

【 家族の絆と笑いが加速する、銀河一賑やかな宇宙の宴 】

宇宙一の“はみ出し者”たちが帰ってきた!

前作のノリとセンス抜群の80年代ポップスはそのままに、笑いの要素もパワーアップした賑やかな仕上が
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.6

【 泥沼のループと、鮮烈なアルゼンチンの色彩 】

ウォン・カーウァイ監督が1997年に発表した本作は、香港返還を目前に控えた激動の時代、国境を越えてアルゼンチンへとやって来た二人の男の、不器用で痛々
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霧のごとく(2025年製作の映画)

4.2

【 時代に翻弄される二人が見つけた小さな光 】

1950年代、白色テロと呼ばれる政治的抑圧が続いていた戒厳令下の台湾。

反政府分子として兄を処刑された少女・阿月(アグエー)は、遺体を引き取るため、
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潮騒(1972年製作の映画)

3.4

【理不尽な暴力に引き裂かれる男女の運命 】

本作は、フランスの海辺の町を舞台に、ある事情から心身に傷を負った中年心理学者のローランと、彼を治療することになった美しい女医コンスタンスの恋を描く1975
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