キレがよかった。コクもね。（何かの商品広告のようだけど、本当に。私、煙草も麦酒も嗜みませんが。）映画っていうか、文学を見てる感じね。読書のフェス（まだやってるのかな？）で「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」の朗読聴いたことを思い出したよ。（2012年初夏、柴田元幸さん。私はそれをきっかけに海外文学を読むようになった。）いいホンといい役者があればいい映画はできるんや。
なんか、こういう風味（乾いているけどあたたかい）のアメリカ映画を見たの、久しぶりである。NHK-BSの衛生映画劇場（？）でアカデミー賞特集（良質なドラマ）を連日見ていた中学生の頃を思い出した。そのころ観ていたら好きになっていたかな。いや、こういうストーリーて、大人になって（たくさん汚れたり挫折したり失敗重ねたりして）からこそ味わえるやつかもしれない。
