KentaC

アメリカン・パイのKentaCのレビュー・感想・評価

アメリカン・パイ(1999年製作の映画)
3.4
高校卒業間近の男子4人組が、卒業までに童貞を捨てる!という誓いを立て、それぞれの方法で初体験に向けて奮闘する物語。

童貞喪失に情熱を燃やす男たちの下ネタ満載ドタバタ青春コメディで、その必死さとひたむきさとバカっぽさにクスッと笑えて気楽に見れる作品になっています。

これは今の世の中だと倫理的に大丈夫なのか…?と若干心配になる描写も散見されたりして、ちょっと乗り切れない部分というか素直に笑えない部分もありましたが、それでも四者四様の結末とそこでの心境の変化具合など含めて青春モノとして楽しく見れました。

個人的には同じテーマを描いた作品『スーパーパッド 童貞ウォーズ』の方が、男同士の友情の機微や子どもから大人への精神的成長の描写が丁寧でドラマ性も高かったのでかなり好みでしたが、本作は本作で終わり方含めて良さはあったなという感じです。
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