全人類が感情を抑制する薬を飲んでいる近未来、反乱者を取り締まる役割を担うプレストンがこの世界の体制に疑問を持つようになる物語。
「ガン=カタ」という体術と銃撃を組み合わせた近接格闘術を発明した、という功績は未来永劫語り継がれるべきレベルの、
『マトリックス』ぽい世界観×激アツ近接ガンアクションな映画。
昔から大好きな映画で久々に視聴しましたが、何度観てもやはりラスト10分のアクションを堪能するための映画で、もうすべてはそこまでの前フリですね。
色々ガバガバなので、感情剥き出しで全力疾走したらそら怪しまれるやろとか、適当にツッコミを入れながら楽しみ、細かいことは気にせずラストのアクションシーンでシビれてそのまま終わる…という、何度観ても同じテンションで楽しめる良さがあります。
そのまるで踊っているかのように徒手空拳と銃の華麗な応酬が繰り広げられるラストバトルは全アクション映画ファン必見ですが、もう少し尺を長く魅せてほしかったなというのが贅沢な悩みでもあります。