みゆきち

ドランク・モンキー/酔拳のみゆきちのレビュー・感想・評価

ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)
3.8
子供の頃からもう何度見たかわからん。小学生の時はTVでこの作品が放送されたらしばらくは皆がジャッキーの真似をしてたなあ。我が家では現在子供もジャッキー・チェン大好きで、今回も一緒にみた。吹替版。

酔えば酔うほど強くなる…かどうかはわかんないけど、たしかそういうキャッチコピーだったかな。日本でジャッキー・チェンが有名になったはじめの作品。カンフーアクションコメディ。

調べたらジャッキー・チェンが演じる主人公ウォン・フェイフォン(黄飛鴻)は清朝末期に実在した洪家拳の達人だそうで、そんな彼の若かりし日を描いたフィクション作品なんだってさ~。

フェイフォンは武術道場の息子なんだけど、兄弟子をおちょくったり、かわいい子をナンパしたりとなかなかやりたい放題、武術にも真面目に打ち込んでるわけではない。どっちかというとちょっと素行が悪い青年。ナンパした女の子が実はいとこで、彼女の親(おばさん)にコテンパンにやらたりもする。師匠に出会ってからもなかなか真剣に練習しないし。

だけど、ある時を境に真面目に(?)一生懸命修行し始めて、とうとう酔拳を教えてもらうことに。しかし、真面目ではないフェイフォンは八人の仙人の動きを教わるんだけど、最後の女人仙だけちゃんとやらないまま本命の敵と対峙しちゃう…

相変わらず終わりかたがザツだよね。敵を倒したら即終わり。だけど、フェイフォンの成長具合、見終わった後の満足感、単純ストーリーもあって「面白かった~!」ってなる。いつもの椅子使ったアクションもあり大満足の103分(今回はTV放送だったからカットされてた)だった。
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