みゆきち

エンドロールのつづきのみゆきちのレビュー・感想・評価

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)
3.7
字幕版にて。
えっ、これ監督の自伝?実話なの?

出身がバラモンということだけが心の拠り所の父親に連れられて家族で見に行った映画。そこで皆がスクリーンを見る中、1人だけスクリーンではなく後方の映画を映し出している部分に惹かれる主人公。

なんかすごいなー!
本当に物事に興味を持つ・夢中になる事の持つパワーってすごいんやなぁ。
「映画が好き」から映画を撮りたい、映画を映す技術、映画を映してる光について勉強したい、、、映画を中心に色々興味は広がる。
私はダンボールの箱から見る景色の意味がわかったとき、「ええ?!そういうことか!スゴーイ!!」ってホントに素直に思ったわ〜。私は絶対思いつかん。

先生がちゃんと色々見てくれててなんか嬉しかった。インドのグジャラート州の景色がなんか素敵だった。子どもたちのアイデアと行動力って侮れないな。でも日本と違ってこのぐらいの年齢でも義務教育じゃないんだね。授業料無料じゃないんか。

学校終わってから家業のお手伝いとか、身分制度的なものとか、映画館での映画鑑賞の仕方とか、日本との文化の違いもよーくわかる作品だった。
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