「落ち込んでなんかいられない。
息子を取り戻すわ。」
人生は波乱万丈。頂上からドン底までたった3分で落ちたという主人公ブリジット。
血の付いた腕で赤ちゃんを抱きながら逃げましたが、車道から車がやって来て…
40才独身子持ちのブリジットの半生があまりに波乱万丈で、始めの内は何がどういうストーリーかよくわからないほどでした。
ブリジットのはちゃめちゃな半生をフランス映画らしい気だるい空気と雰囲気が包みます。
ある日、スーパーのレジ打ちの仕事をしていると老人が訪ねて来ます。息子と5年間結婚すれば100万ドルをくれるそうです。
登場人物がブリジット含めとても個性的です。個性的というより狂っているに近い人も多いです。フランスってこんな変な人ばかりかと恐くなります。主人公ブリジットはそんな人たちに引けをとりませんが。
そんな個性的な映画なので、観る人によって評価が分かれそうです。 ですが、フィルマークスの評価は低すぎじゃないかなぁ…
「いつか町中の犬を殺すんだ。
犬は好きだけど、人の代わりだ。」